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2018’10.22・Mon

珈琲旅・草枕 〜奥ゆかしいデミタスと醍醐寺展の宇宙〜

私の仕事先の店長さんが、サントリー美術館の招待券をくれたので行くことにしました。
京都・醍醐寺 真言密教の宇宙展。
20181022_0.jpg


月曜日に開いている博物館・美術館は我が家にとっては貴重です。


場所はギロッポン!。
20181022_1.jpg

抜けるような青空です。


お昼はパンを買って、美術館の側のベンチで食べました。
20181022_2.jpg

パンを食べていると、スズメが可愛い視線を飛ばしながら近づいて来ます。
目ざといなあ。


ご飯を食べたら展示を観に行きました。


言葉になりませんでした。
「感動しました」という言葉で片付けたくない感じでした。
理屈じゃないものでした。
あれはなんと言えば良いのか、感動というより畏怖という言葉が相応しいような、何か言葉で言い表してみようという試みすら拙い理屈なのではないかと思えてくる、そのような感じに思えました。
幾重にも祈りを捧げられたものには、尊い何かが宿るのでしょうか。
ここに置かれているものは美術品ではなく、まぎれもない御本尊なのだと思いました。
涙が出そうになるのを堪えて美術館を歩いたのは初めてです。
もう、醍醐寺行こう!。
そう思いました。
ここにある御本尊がお寺さんに戻ったら、行こうと思います。


とにかくそんなこんなで、建物の外に出て一旦ベンチで休むことにしました。
再び見上げる、六本木の空。
20181022_3.jpg

ああ・・・今、この空にも真言密教の宇宙を感じてしまいそう・・・。


こりゃアカンという様子の夫に連れられて、都バスに乗りました。
六本木からバス一本、草枕へ到着です。
20181022_4.jpg


バスは慣れてくると本当便利です。
カウンターで相吉さんにデミタスを淹れてもらい、先ほどの醍醐寺展の話をしました。
デミタスは、うっすら苦く、ほんのり甘く、蓮の花の池のように透明で、仏の世界すら思ってしまいそう。
ああ、こういう優しい味が欲しかったんです。
相吉さんのデミタスを飲んでいたら、だんだん気持ちが落ち着いて来て、宙に浮いたようだった両足がようやく地面に着いたような気がしました。
とても美味しい一杯でした。ありがとうございました。


とても素晴らしいものに触れた1日でした。
マスターイトーの1日はこちら



あまりの衝撃に買って来た目録。
20181022_5.jpg

ページをめくる度に感激してしまう。
やっぱり・・・京都行こう〜。

Categorie草枕(新橋)   Event: - - editTOP

2018’07.02・Mon

珈琲旅・草枕

彼の方のお店を出て、次のお店へ。

大きな通りに出ると、慶應義塾大学の大きな門が目に入ります。
門には、「HOMO NEC VLLVS CVIQVAM PRAEPOSITVS NEC SVBDITVS CREATVR」という言葉が刻まれています。

「天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず」

漱石先生!
(後日修正。実はこの時点で私は大変な間違いを犯しています。学問のすすめは福沢諭吉先生だったのです!。でも、このとき私の頭の中では諭吉先生と漱石先生がごちゃ混ぜになっており、私は草枕へ向かったのです。きゃっ!! 恥ずかしいわっ!!)

漱石先生といえば、吾輩は猫である、坊ちゃん、こころ・・・そして草枕。

草枕!!。

そうだ、草枕へ行こう。
今回は草枕へはバスで向かうことにしました。
大学前のバス停から一本。虎ノ門一丁目で降りれば、草枕は目と鼻の先でした。
バス便利だなあ!。


2018年7月2日の草枕


カウンターでは相吉さんが穏やかに迎えてくださいました。
デミタスをお願いしました。
穏やかな味わいです。透明な中の一歩沈んだところに、甘みと旨みが控えていて、ほんのり苦味が漂うような。
本当に優しいコーヒー。とても美味しい!。

目の前に並ぶ文庫本から三国志の話になり、「死せる孔明生ける仲達を走らす」の話とか「桃園の誓い」の話になり、カッコイイ武将が沢山いて最初は孔明とか関羽とかが好きになるんだけど、だんだん夏侯淵が良い味出してきた思い出を話していたら、マスターの相吉さんから「周瑜もとても優れてたんですけど、彼は薄幸の人でしたねえ」という変化球が飛んで来て、カウンターは大いに楽しかったのでした。

すっかり寛いでお店を出ました。ご馳走様でした!。






・・・ここまで来たら、行きたいお店がもう一つ。
草枕から歩いてすぐ。

ヘッケルン。
2018年7月2日のヘッケルン


ジャンボプリンが食べたい。
お店に入るとマスターの森さんが、快活にお仕事をされてました。
カウンターの上にはプリンの型の山。
これから仕事終わりの人たちが沢山来るので、どんどんプリンを焼くのだそうです。
レモンスカッシュとジャンボプリンをお願いしました。
ジャンボプリン、プリンそのものはあまり甘くなくて、つるんとしててとても滑らか。
とろとろのカラメルが上品な味わいで、ああもう、とても至福のとき。
すっかり満足してお店を出たら、もう夕方でした。
ゆるりと家路につきました。

美味しかったです。ご馳走様でした。


マスターイトーの1日はこちら

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