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2019’01.21・Mon

珈琲旅・盛岡6 〜プチ自主練大会 in 機屋〜

機屋へ戻ったら、少し時間がありました。
夫が、コーヒー入れさせてもらおう!と行って、カウンターへ行きました。


まずは関さんと夫で入れ比べ。
やっぱり関さんがすごい。
コーヒーから琥珀の夢が見える。
ぐぬー!と唸る夫。
「よぉーし、次行くぞ〜」
との声に、私もうずうずしてしまって参戦させてもらいました。


2000年 パナマ
自分の抽出。
酸がピシ〜と入って来て、旨味甘味は感じられるけど酸に隠れてしまう。
琥珀の夢が全然ない。
関さん曰く、終わりの無いドラマを見てる感じ。
ああ、その感じ分かりますぅ〜と自分で思う。
味に盛り上がりや収束に欠けています。
飲んだらわかっちゃう。コーヒーは正直です。


夫の抽出。
酸が透明にピシーッと入って、透明感と味の厚みがしっかり。
ランブルリスペクトをしっかり感じられるコーヒーでこれは美味しい!と思う。
私のと全然違う。
自分の夫はすごかったのね!と、妻は尊敬の念を強めたのです。
コーヒーってすごいのね。


関さん抽出。
やっぱり3人の中で一番すごい。
酸は非常に柔らかく、旨味と甘味が優しく入って来る。中盤の旨味の盛り上がりが見事。
とにかく美味しい。
夫はすごかったけど、関さんはもっとすごかった。
さすが!。


抽出後の豆の表面を見比べる。
私のはペターンと真っ平らだけども、関さんのは春の畑の様にふわふわとしている。
関さんが言う。
「出したい味が出てないのではない。
 味の要素は全部出てるけど、尖った味が出過ぎてて欲しい味を隠している。
 味の中の何を残して、何を抑えるか。
 抽出したい気持ちを豆に押し付け過ぎているんだ。
 この豆はどういう豆なのか、2000年から寝かせてた豆ってどういう豆なのか。
 この国ってどんな国で、どんな人が携わってたんだろうかんとか・・・
 そういうのをたくさん想像するんだよ。」
と。


関さんの抽出を見て思いましたけど、関さんは豆の「間」を待っている。
豆の方も関さんの「間」を待っている。
私は豆の温度が下がるのが怖くて、とにかく点滴を垂らしてしまっている。
「待つ」という気持ちがなかった事に気づく。
お湯を入れたいという気持ちを押し付け過ぎていました。
そんな事に気付きました。


そういえば、クラリネットを演奏するときは・・・
私はど素人だから大変下手なのだけど、それでも発表会で演奏するときは、この曲はどんな曲で、作曲家はどんな人で、ここはどんな風な気持ちで吹いて、どんな風に仕上げたいのか。そんなことを当たり前に一生懸命考える。楽譜をさらっただけでは満足した演奏にならないというか・・・。
どうして、コーヒーを抽出するときに、同じように考えてこなかったんでしょう。
きっと同じ事なんでしょう。
もっともっと、コーヒー豆に寄り添っていきたい。
そう思いました。


関さんが、「まあ仕方ないよ、俺とタクフミは演者の側、あなたはオーディエンスの側なんだから」と言ってくれました。
ああ、関さんはよく分かってたんだなと思って、私はそれが嬉しかったです。
私は、自分の本分は鑑賞者だと思います。
演者の人々が持つ「熱」が、自分にはないのを日々実感します。
そうではあるけど、コーヒーは好きなので・・・
鑑賞者として、豆に寄り添いたいと願います。
差し出されたものを、受け止めきれる器を育てて行きたい。


楽しい自主練の時間が過ぎて、今度は機屋の新年会の時間になりました。
皆さんが持ち寄ったご馳走の数々。
楽しい夜が更けて行きます。
盛岡の1日目は、こうして終わったのでした。


マスターイトーの1日はこちら

Categorie機屋(盛岡)   Event2019_01月-珈琲旅・盛岡   - - editTOP

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