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2019’02.26・Tue

珈琲旅・九州2 〜蘭館〜

翌朝は早めに宿を発ちました。
早朝の太宰府天満宮を満喫しようと思っていました。
お宿はちょっとした山の上にあり、散歩も兼ねて麓まで歩いて行きました。


風がそよぐ度に、梅の香りを覚えます。
「風薫る」とは良く言ったものです。
そして、この時になってようやく、今がちょうど梅の季節だった事に思い至ったのでした。


朝早いから、きっと人も少なくて静寂を楽しめるだろうと思っていたのですが・・・、
そんなことはありませんでした。
振り返れば後方に、迫る群衆を捉えたのでございます。
遠いけれども声はひときわ高く、先頭の一人は旗を掲ているではありませんか。
ああ、あれを観光団体と呼ばずになんと呼ぼうか。
こんな早くから行動しているだなんて!。


後方のざわめきとは打って変わって、前方の朝の神社の空気は清々しく静か。
20190225_ran01.jpg



前方と後方のギャップが激しすぎる!。
迫る一団に飲み込まれないよう、距離を取りながら先に進みました。
ゆっくりじっくりとは行かないものの、満開の梅を満喫します。


なんて見事な梅の花。
20190225_ran02.jpg


20190225_ran03.jpg


20190225_ran04.jpg


有名な飛梅の開花はこれからのようでした。
20190225_ran05.jpg


鳥居の側のお店で食べた、焼きたての梅ヶ枝餅がとても美味しかったです。
蘭館の開店時間が来たので、移動しました。


自家焙煎珈琲 蘭館。
20190225_ran06.jpg



お店に着いたら、店主の田原さんが水撒きをされてました。


コーヒーは、バニーマタルをお願いしました。
4年前、わたしはここ蘭館で、はじめて「バニーマタル」という名前を覚えました。
懐かしいです。
提供されてきた、バニーマタル。
20190225_ran07.jpg
小さいポットの置物がかわいい。


味わいはとてもカラリとしていました。
口の味わいから入り、追って香りがやって来て、飲み込むくらいにもう一度喉から香りが戻って来て美味しいです。
軽めに入っているものの(といっても、デミタスに慣れきった自分にとっての軽めなので、一般的な濃さなのかもしれない)、味わいはしっかりとしていて、濃いめが好きな人も満足しそう。
冷めると甘味とイエメンの香りが際立って残りました。


夫とマスターの田原さんが、焙煎機の話をしています。
焙煎機を見せてもらえることになり、夫は嬉々として焙煎室に入って行きました。
帰って来るまでの間、私はカウンターでノンビリ。
焙煎室からは楽しそうな声が聞こえてきます。
焙煎機見せてもらえて良かったねえ。
本当にありがとうございました!。


ゆっくりコーヒーを楽しんで、お店を後にしました。



この後は、九州国立博物館に行って醍醐寺展を観ました。
東京でも見た事あったのですが、たまたまこの時九州に展示が移動してきておりました。
九州での展示は、真言密教とはどんな教えを説いているのかについて、より分かりやすく解説されているように思えました。
東京での展示のときは、昔からの儀式や資料がどれだけ正確に伝えられているのかという部分が強く印象に残る感じでした。
展示に関わる学芸員さんの伝えたい部分というのが、展示にも現れてくるのかなあと感じました。
如意輪観音像は相変わらず優しげで穏やかで良かったです。



博物館を出て、太宰府から離れる事になりました。
道すがら、夫は一軒のお土産屋へ吸い込まれていきました。


帰って来た夫の手には、一振りの刀。


名刀、太宰府・・・(後日、自宅にて撮影)
20190225_ran08.jpg



「・・・あっちの忍者セットじゃなくて良いの?」
「いいんだ。これこそがいいんだ・・・!」
夫の強い意志を感じたので、私はこれ以上忍者セットを勧めることはしませんでした。
そして、この刀がやがて思わぬ波紋を招く事になろうとは、この時誰も想像しなかったのでございます。



(2019年5月14日、記)

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